第12回番組審議会議事録（令和2年8月10日開催）

1.開催年月日　　

令和2年7月10日（金）配布

令和2年8月10日（月）回収　

令和2年9月7日（月）報告　

2.開催場所　

新型コロナウイルス感染予防のため、会議形式でなく、7月開始の新番組をＣＤに録音したものを番組審議委員に聴いていただき番組内容の意見を書面にて頂いた。

3.委員の出席

委員総数　６名
出席委員数　５名
出席委員氏名　千田基嗣、宮井和夫、今泉直喜、畠山憲之、中澤健太郎
欠席委員　髙橋敏夫
放送事業者側出席者名　昆野龍紀、佐藤りか

4.議題

第1号議案　新型コロナウイルス対策の報告
第2号議案　番組審議　新番組「Ｂｌｕｅ　Ｏｃｅａｎ！」について
第3号議案　その他（議案なきため削除）

5.議事内容

第１号議案　新型コロナウイルス対策の報告

下記報告。

4月5日　気仙沼市に感染者が報告された時点で、スタジオ収録の市民パーソナリティによる30分番組と夕やけぎょっと倶楽部の放送を一旦休止した。　

4月7日　社員、フルパートの時短・在宅勤務開始及。感染が局内に広がらないように、接触機会の軽減を図った。アルコール消毒、手洗い、マスク着用の徹底を行った。スタジオにアクリル板の設置を行った。

5月21日　社員、フルパートを通常勤務に戻し、朝と昼帯の通常番組放送再開。入退時の検温の実施。　

6月1日　夕やけぎょっと倶楽部放送再開。

8月3日　気仙沼市で2人目の感染者報告。　

8月6日　気仙沼市で3人目の感染者報告。

8月10日　夕やけぎょっと倶楽部在宅リモートで１時間放送に短縮して放送開始。今後、経験を積んだら元の2時間に戻し放送定。

状況によるが、市民パーソナリティの30分番組はスタジオ内で社員、フルパートとの収録が必要となり、感染予防のため当分の間、再開見込めないと報告した。　

6月26日（金）の放送にて昼帯番組「GOODDAY GOODDAY」が終了し、新たに昼帯2時間番組「Blue Ocean!」がスタートした。パーソナリティは松尾真実子と河合純子が交互に放送することになった。メインコーナの「The Voice」と週毎に変わる5つのコーナーを番組審議委員宛に事前に音源を送り、確認いただいた後書面にてご意見を伺った。

下記はその際の各委員の発言。

今泉委員：各コーナの内容については趣向が凝らされていて、パーソナリティの意欲が感じられた。火曜日の悩んでいる人を応援する「ゆるーく♡はげまして」は内容によっては重い感じになってしまうので１２時４５分の時間には合わない気がした。昼食後のひと時は軽い感じの番組が良い。全般的に話すスピードが速い気がする。電話番号を告知する際にもう一度繰り返さないとならないぐらいの速さだと思う。

千田委員：両パーソナリティともに聞きやすく適切なアナウンスと感じた。松尾さんはキャラクター、知識、感覚を生かした放送をされれば面白く、興味深い番組になると思う。お二人とも一関市出身であり、一関から気仙沼に多くの方々が通勤されていることを考えれば勢いのある元気な放送は喜ばしいことと思う。市内の各団体、サークル出演の番組が中止されているのは新型コロナウイルス渦では仕方ないことではあるがコミュニティＦＭとしては寂しい気がする。条件をクリアしつつ再開の方向を探られることを望みます。

宮井委員：現状のしっとり、まったりした感じもよいのですが、河合さん、松尾さんのキャラクタを前面に出した曜日ごとのメリハリを生かした方が良い気がします。ラジオはパーソナリティの個性が大切だと思うので、わざわざお互いに寄せる必要はないと思います。番組内容としては、豆知識を仕入れたり、気仙沼街道を行くの朗読など、個々にいい味が出ていると思います。松尾さんにもっとがっつりとマニアック感を出してほしいと思います。もう少しメリハリをつければ各コーナーがより立ってくると思います。

中澤委員：「The Voice」のコーナーのいろいろな話題を詳しく解説し、マメ知識として個人的にも勉強になる。市内地域外（唐桑、本吉、大島）などの話題も積極的に取り上げてほしい。

畠山委員：両パーソナリティの雰囲気が良く出ている聴きごたえのある番組だと感じた。曜日替りのコーナーはそれぞれに趣向が凝らしてあり、為になるコーナーと思った。お中元の企画は私の年代では知っている常識の範囲だったのでもう少し掘り下げてほしかった。真実子の世界は、虹の特集ということで良く調べてあり、為になる内容だった。ゆるーく背中を押してのコーナーは、今回一番楽しく聴けた。気仙沼散歩のコーナーは知らない文献や地域の新たな発見があった。正常性バイアスのコーナーは興味のある話題で災害時に命を守る上で、心に止めておかなければならないことと感じています。

6.審議機関の答申又は改善意見に対してとった処置及びその年月日
社内会議にて報告と委員の指摘に対して各パーソナリティにできることから対応を求めた。特に、話のスピードに関しては注意喚起した。（処置期日：令和2年9月7日）

7.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日

・ホームページにて公開。（公開期日：令和2年9月29日）

・演奏所にて掲示。（令和2年9月29日）

・『大漁！艶歌船』にて第12回番組審議会の内容を放送。

（放送期日：令和2年9月30日～10月2日）

8.その他参考事項

特になし