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Jアラートが鳴ったらどうする?

皆さんもまだ記憶に新しいと思いますが、
9月15日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、
政府は「全国瞬時警報システム(Jアラート)」による緊急情報を発信しました。
しかし、Jアラートの受信からミサイル通過までわずかな時間しかなかったことに、
気仙沼市民からも各地で戸惑いの声が聴かれました。
この日、Jアラート発信から上空通過までの時間は、わずか。

07:04~07:06頃に日本領域上空(北海道地方)を通過し、
07:16頃に襟裳岬の東約2000kmの太平洋上に着水。

今月はミサイル落下時の行動について紹介します。

ミサイル到達までのわずかな時間で取るべき行動

Jアラートが鳴った場合の「家にいた場合」の対処方法

★エアコンや換気扇を止める。
もし、ミサイルが化学兵器だった場合に備えて、
外部から汚染された空気が入ってくるのを防ぐ。
★また、できるだけ部屋の奥の方に行き、頭を守りながらしゃがんでいるのが良い。
★窓がないトイレやお風呂は、頑丈であるため良いのだが、窓がある場合は良くない。


■通学通勤時間帯、多くの方が車を運転していることもあります。


Jアラートが鳴った場合の「町中にいた場合」の対処方法

★車に乗っていた場合は、ハザードを付けて、路肩に停める。
★もし、近くに頑丈そうな建物がある場合はそこへ避難する。
★車は破片や衝撃波等で窓ガラスが割れたり、火災が起きる可能性があるので危険。
★徒歩の場合。地下街や地下のある建物なら地下が一番安全。
ない場合は、ビルなどの建物に。


Jアラートが鳴った場合の「森林や広場・公園などにいた場合」の対処方法

★都会ではなく、森やだだっ広い場所など、
どうしようもない場合は出来るだけ頭を低くしてカバンなどの荷物で頭を守る。
★爆風に備えて目をつぶって耳をおさえる。
樹木の多い所の真ん中なら衝撃が弱くなる可能性があるので良い。
★化学兵器だった場合に備えて、着弾した後は風上へ移動する。
★屋外の場合は、爆風・衝撃・破片の飛び散りが危険なので
頭や目、耳、鼻などをカバンや布などで守りましょう。


危険なのはミサイル本体落下以外にも?

ミサイルの分解した破片などが落下したり、
ミサイルの燃料が猛毒であったりして非常に危険です。

万が一、近くにミサイルが落下した際には、
屋外にいる場合は口と鼻をハンカチで覆い、
現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内または風上へ避難すること、
屋内にいる場合は換気扇を止めて、
窓を閉め、目張りをして室内を密閉しましょう。

おしまいに.....

Jアラートの受信からミサイル通過までわずかな時間しかないことが明らかになりましたが、
落ち着いて直ちに行動できるよう日頃からシミュレーションしてくことも大事です。

毎月11日は「防災を考える日」です。
あなたも震災を振り返りながら、
日ごろの備えについて、
月に一回は家庭や学校、職場、地域で話し合ってみてはいかがでしょうか?

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